ハワイの伝統クラフト ラウハラ編みについて・・・

ここは私の日常を気の向くまま綴っているブログですが、

ラウハラ編みの記事が多いために、

ラウハラ編みに関する質問や、体験指導の依頼を頂くことがあります。 


ハワイと違って日本では、

ラウハラ編みに関する情報も、体験したり習ったりする機会も

ほとんど皆無であることを理解していますので、


ラウハラ編みに興味を持たれた方や、ご質問のある方には、

できるだけお答えしたいと思いますので、メールをお寄せ下さい。 

・・・

アドレスは、プロフィール覧にあります。


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6/16/2013

目下の課題

ラウハラ編みの帽子は、他の帽子作りと同じように、木型を使って編む。
ハワイ語で天辺の中心をピコ、皿の部分をパーと言い、このピコ パーの部分を最初にフリーハンドで編んで、木型にセットしてからサイド・クラウンを編んでいく。

パーの形は帽子の木型に合わせて、増し目をしていくはずだが、
平らで小さ目の楕円もあれば、ドーム型もあり、その形に合うパーを作るのが理想的、だが、上手にきれいにできるかどうかは、増し目の位地と増し目の数による。
かぎ針編みで楕円に編むのと似ていなくもないなぁ、と増し目のことを考えながら思った。

最初に帽子の木型を買った時に、こういうのが編みやすいというのを選んでもらった。
それは天辺が平らな楕円形で、サイド・クラウンにかけて丸みがあって、ブリムの始まるところまでの傾斜があまりないもの。 素直に編める形だと思う。

この先はラウハラの帽子を編む人でないとわからない話になるが・・・・

今回編んだのは、天辺が楕円より正円に近く、キツくはないがドーム型で、サイドにかけて角があり、ストンと落ちている。
天辺さえきれいに丸く編めれば、サイド・クラウンは増し目なしで編める。
よほど、ピコを正方形にして円に編んでいこうかと思ったが、天辺は正円に近くても、ブリムの始まるところは楕円だから、そこに至るまでの木型の縦方向の長さと、横方向の長さは違ってくるので、ピコを正方形のままで正円にしてしまったら、ブリムの始まりで水平にならなくなるはずで、結局ピコは長方形にして、パーの横方向が円に近くなるように増し目を考えて編んでみた。
一回では決まらず、ほどいて増し目と数の変更をすること2回。

目下のところ、このピコ パーををその木型に合うように上手く編めるようになるのが課題。
練習あるのみ

ハワイアンスタイルのラウハラ帽子は、ブロックと言って最後に型押しして形を作っていくのだけれど、日本人の女性からは、ブロックしないのがいいというリクエストが多く、そうなると編んだ結果がそのまま見えることになるので、どうも模様編みをいれるなどの冒険にはちょっと控え目だけど、

やってみないことにはわからないこと、その過程でいろいろ考えてみるのが好きだから、物を作るのは楽しいのだ。

5/28/2013

ラウハラ編み カンファレンス

先週末、ハワイ島コナのKing Kamehameha Hotel で催された ラウハラ編みのカンファレンス、Ka Ulu Lauhala O Kona へ行ってきた。 
今回はカンファレンスには参加しなかったが、ラウハラ編み仲間達に会うのが目的。
そして参加者がそれぞれに編んでいるのを見てまわるのはとても楽しく、インスパイアされる。

大会の様子は facebook で紹介されている。

そして、大会の創始者 Aunty Maluihi を紹介している Hawaii Tribune Herald の記事

18回目になるこの大会、多くの人がここへ来て、最初はブレスレットから始めて、何年か後には帽子を習い、そして完成させるところまで到達している。

日本からも、この大会に来る為に働いてるの、と言って、すでに3年連続で参加している友人もいる。

本格的にラウハラ編みを習いたい方は、このカンファレンスへの参加を考えてみることを薦めます。




5/16/2013

ナショナル・パークで カルチャー体験



夏もすぐそこ、今年もハワイ島の3つのナショナル・パークでカルチャー・フェスティバルが催される季節がやってくる。

このフェスティバルは、無料でオーセンティックなハワイアン・カルチャーを体験できるとあって、とても人気がある。
私もラウハラ編み体験の指導の為に、どこか1ヵ所だが、毎年参加している。


開催日は、現在のところまだ各HPで発表がされていないが、以下の予定

6月29日 プウホヌア オ ホーナウナウ 国立歴史公園

7月13日 ハワイ ボルケーノ 国立公園

8月17日 プウコホラー ヘイアウ 国立歴史史跡




プウホヌア オ ホーナウナウにて。。。
ラウハラ編みのブレスレットを製作中
髪や足首につけたレイも体験製作したもの

3/10/2013

2013年 Ka Ulu Lauhala O Kona ラウハラ編みカンファレンス 詳細


Ka Ulu Lauhala O Kona
Aunty Elizabeth Maluihi Lee


2013年 Ka Ulu Lauhala O Kona ラウハラ編みカンファレンスの詳細が届きました。
参加に興味のある方はこちらが申し込み用紙になっていますのでご覧下さい。


会場は King Kamehameha Kona Beach Hotel 宿泊はカンファレンスの申し込みと一緒にこちらの用紙を送付します。


ご質問があれば、コメント欄またはe-mail (プロフィールにリンクあり)でどうぞ。




3/02/2013

ラウハラ帽子


頼まれていた帽子を編み終えた。
依頼人は、私の持っている帽子の中からひとつを選んで、「これと同じサイズで同じスタイルのもの」とメモを残していったのだが、それはアンティ・マルイヒの帽子。 アンティから習った基本的なスタイルなので、ほぼ同じ感じに仕上げることができた。

昨年はあるところからの依頼で、大きなバッグばかりをいくつも編んでいたので、しばらくは大物を編む気にならなかったのだけど、帽子を編んでいると、これが楽しくて、多くのウィーバーが帽子を編むことにはまるのがよくわかる。
そして自分なりに、こうしたい、ああしたいと、出来ばえを見ながら次の帽子のことを考えていることに気がつく。

偶然この帽子を見せたのがマスター・ウィーバー、故アンティ・リリーの末娘。 「アンティはこれを陽にかざして、編み目に隙間がないか見るんだよね?」と言うと、「一度帽子に水を入れたことがあるわよ。ヒロは雨が降るんだから、ウォータープルーフじゃないとダメよって言ってね」と。
冗談とも取れるけど、本気の一言。
そして、「とにかく何度も編み直しさせられたわよ。曲がってる、色が合ってないって、うるさく言われたわ」とも。 そんなことが理由だったのか、マスター・ウィーバーを親に持ちながら、ラウハラ編みをしてこなかった彼女も、リリーの没後に改めて習い始めた。 そして彼女の口から聞くアンティ・リリーの言ったことこそが、次に編む帽子への課題として、私の心に残るのだ。

でもコナの帽子はどうだろう? 雨は降らないし、編み目が隙けている方が涼しくていいんじゃないの?(笑) これは冗談。

かつてコナで暮らし、アンティ・リリーともつながりのあったもう一人のマスター・ウィーバー、オアフ島のアンティ・グラディスが、この1月に他界した。 彼女たちの世代で今も活発にラウハラを編み、その技術を伝えているウィーバーはもう本当に少数になってしまった。 タッチの差でこの世代から習うことができたことは本当にラッキーだと思う。

また帽子を編み始めよう。



11/22/2012

編み編む

5個目のバッグ仕上がる

さすがに5個目ともなると、そこここ前のよりは良くなってると思うが、、、、
では次の5個はどうか?  その次の5個はどうか?
編み編む編み編む編み編む編み編む編み編む
編み編む編み編む編み編む編み編む・・・ 呪文ができた
 

6/19/2012

ブロッキング マジック



ハワイ島のコナで催されたラウハラ編みの大会、Ka Ulu Lauhala O Kona に参加してきた。
84歳という高齢で、この大会の長としてラウハラ編みの継承に力を注いでいるマスター ウィーバー、アンティ・マルイヒから帽子を習うこと2度目。
すでにいくつか帽子は編んでいるけれど、今住んでいる地域には、もう存命するマスター ウィーバーはいないので、一生をラウハラ編み費やしたウィーバーの横に座って編むことができるのは、今はこの機会しかない。
アンティの口からラウハラ編みのコツを聞いたり、動かす指から技を真似てみたり、たくさんインスパイアされたいと思っている。

ラウハラ編みの帽子は、フリーハンドで天辺を形成した後は木型にセットし、最後まで木型につけたままで編む。
端の始末をして木型からはずした時点では、まだ全体が凸凹していたり、ブリムが真っ直ぐでなかったりするので、アイロンをかけて帽子の形を整えていく。
そして最後に、ツマミやミゾを着けたり、ツマミに角度を着けたりするのだが、アンティは天辺を大胆に凹ませたと思ったら、そこから手でなぞるようにつまみをつけていく。
時々被る人の顔をちらりと見ては、つまみの角度を調整し、木型とアイロンを両手で操り、形を整えていく。 まるでマジックハンド。




この最後の仕上げで帽子の印象は大きく変る。 自分の編んだ帽子が、まるでアンティ・マルイヒの帽子のように(まさかね、でもほんとに)出来上がる。

こうして編み上がった帽子、これは私が編んだ ”アンティ・マルイヒの帽子” なのだ。




フラと違ってハラウに通って習うわけではないし、決まった先生に弟子入りするのもなかなか難しい。 その上、あのクムからも習いたいし、あのクムからも習いたい。。 習うからには、その先生のスタイルを習得したい。 それは長い道のりだけど・・・
そしていつか”私の帽子”を編んでみたいな。

Mahalo Kumu Pāpale Aunty Maluihi

4/16/2012

クセになる帽子

被ることはあまり無いどころか、すでにいくつも持っているのに、また帽子を編んでいる。
それについてある人がこう書いている。


帽子に取り組む前に、ブレスレットやバスケットなどの多様なものを作って、ラウハラを慣れ知ることに時間を費やすべきである。
ラウハラを編むことが楽にできるようになった時、帽子に進めばよい。
しかしその次は要注意、クセになっている自分に気付くことになる。


まったくその通りというか、他の人もそうなんだと思うと、いったい何がそうさせるのか知りたくなってくるのだけれど、
今編んでいるのは何個目かというようなハット・ウィーバー同士の会話にはいろいろな意味が含まれていて、
いい刺激になるのは間違いない。

写真は天辺を編み終えたところ
まずここまで、気を抜かずに一気に編まないと崩れてしまう
ここだけはクセにはならない気がする

3/03/2012

2012年版 ハワイ ラウハラ編み ワークショップ&イベント リスト


ラウハラ編みをやってみたいのですが というお問い合わせが増えていますので、ハワイで参加可能なイベント情報をリストアップし、随時追加、更新していきます。
なお、こちらはあくまでもインターネット上の情報ですので、実際にご利用になる場合は、最新情報をご自身でお問い合わせ、確認されることをお薦めします。 


'OAHU

Bishop Musium
ハワイアンガーデン& クラフトツアー
日時: 火曜日と12月25日を除く毎日 9:15~ ツアー所要時間: 約2時間
参加費: 大人・子供(4~12才) 40ドル 入館料を含む
要予約: 前日午後3時までに電話予約
最低催行人数: 2名
問い合わせ:Tel (808) 847-8291/ Fax: (808) 843-8014

Polynesia Culture Center
センター内 ハワイ村でラウハラ工芸品作りにチャレンジ
問い合わせ: Tel: (808) 924-1861 e-mail japaninfo@polynesia.com 

Iolani Palace
Ulana Me ka Lokomaika`i による、ラウハラ編みデモンストレーション
日時: 毎月第2と第4土曜日9時~14時
体験ができるかどうかは、問い合わせ
問い合わせ: Tel: (808) 522-0822/ Fax: (808) 532-1051/ e-mail: info@iolanipalace.org  

Native Books/ Na Mea Hawai`i
日時: 月曜と金曜 9時~14時
場所: ワードウエアハウス内、Na Mea Hawaii
体験ができるかどうかは、問い合わせ: Tel: 808-596-8885 / 

Honolulu Botanical Garden
フォスター ボタニカル ガーデン ラウハラ ウィービング
ラウハラの準備の仕方とカメを編む
日時: 3月9日 9:30~11:00
場所: フォスター ボタニカル ガーデン
要予約: Tel: (808) 522-7064
料金: $5 と ガーデンへの入場料別途
International Waikiki Hula conference 
スキル・ワークショップ『ラウハラ・ウィーヴィング・ブレスレット』
日時: 5月12日10:30am-12:30p 
材料費:$15
問い合わせ: 日本語専用Tel (808) 382-9771/ e-mail: Mihoko@WAikikiimprovement.com
http://www.waikikihulaconfefence.com

Prince Lot Hula Festival 
日時: 7月21日
場所: モアナルア ガーデンズ
問い合わせ: Tel (808)839-5334 / Fax:(808)839-3658/ e-mail: mgf-hawaii@hawaii.rr.com


HAWAI'I

Pu'u honua O Honaunau National Histrical Park 
ラウハラ編みワークショップ
日時: 4月23日9時~14時(予定)
場所: プウホヌア オ ホナウナウ 国立歴史公園
料金: 無料
問い合わせ: Tel: (808) 328-2326 内線1702
当日9時に公園ビジターセンターにて受付 早い順10名限定 

Ka Ulu Lauhala O Kona
ラウハラ編みワークショップ&カンファレンス
日時: 5月16~19日 4日間のイベント
場所: ケアウホウ ビーチ リゾート
問い合わせ:プアラニ・ムラキ Tel: (808) 989-6008/ e-mail: lolay1@hawaii.rr.com

Pu'u honua O Honaunau National Histrical Park 
国立公園カルチャー・フェスティバル
カルチャー体験
日時: 6月30日、7月1日 
場所: プウホヌア オ ホーナウナウ 国立歴史公園
料金: 無料
問い合わせ: Tel: (808) 328-2326 
http://www.nps.gov/puho/index.htm

Hawaii' Volcanos National Park
第32回 国立公園カルチャー・フェスティバル
カルチャー体験
日時:7月14日
場所:ボルケーノ国立公園
http://www.nps.gov/havo/index.htm

’Aha Puhala O Puna 
ラウハラ編みワークショップ&カンファレンス
日時:8月3~5日 3日間のイベント
場所:ヒロ ハワイアン ホテル
問い合わせ: e-mail: ahapuhala@gmail.com

Pu'ukohola Heaiau National Historic Site
国立公園カルチャー・フェスティバル
カルチャー体験
日時:8月11、12日
場所: プウコホラー・ヘイアウ 国立歴史史跡
http://www.nps.gov/puhe/index.htm




2/03/2012

コーヒー栽培にラウハラ帽子

頼まれて編んだ帽子が完成した。 依頼主は、コーヒー栽培をしている方。 
普段おしゃれで帽子を被るタイプではないので、帽子の形を考えながら、「ところで帽子はおしゃれ用?それとも農作業用ですか?」と尋ねたところ、思ったとおり「農作業用」という答えが返ってきた。


その話をラウハラ編みの仲間にすると、これまた思ったとおり、「わー、高い帽子ねー」と返ってきたけれど、仕舞っておかれるよりは、いつも被ってもらえる方が嬉しい。


かつてはコナコーヒー栽培の陰で、ラウハラの帽子、バスケット、マットなどが役立ってきたのだから、これはもっとも自然な組み合わせ、ウィーバーは、“この帽子を被って、美味しいコーヒーをつくることに精をだしてもらいたい” と思いを込めて編んでいただろう、コナのラウハラ・ハットの原点。 帽子の値段が1000倍にもなっている今は、夢想のようだけれど。。。




でも、被る人あっての帽子だからなぁ・・・・・ 







10/14/2011

ウィービング・リトリート


先日 ラウハラ・ウィービング・リトリートに参加してきた。
年に一度、ラウハラクラブのメンバーが寝起きを共にして、それぞれがラウハラ編みを深めていく・・・ことを目的としたイベントである。

人によっては一日家にいれば次々編める という人もいるだろうけど、仕事をもっていると、週末の休みでさえも一日じっくりラウハラ編みに専念できるなんてことはめったにない。 それだけにこの貴重な時間がとても楽しみだった。

自分のプロジェクトをやるもよし、クラブのプロジェクトを手伝うもよし・・・そして素敵なことに、週末を過ごす家の目の前は海。 
ラウハラを一日中編んでいるだけでもリフレッシュなのに、朝と夕には凪いだ海で泳いで、身体もほぐれてさらにリラックス&リフレッシュ。

このリトリートがさらに充実したものになったのは、コナのクム、アンティ・エリザベスの参加だった。
私たちのクラブでラウハラ編みを伝えてくれていたクム、アンティ・リリーが他界してからは、身近にクプナがいないことが寂しく感じられるが、アンティ・エリザベスはプナのクラブの面々と一緒に過ごすことを好んでくれているようで、到着の日は「今日はおしゃべりがしたいね」と、ディナーまでの時間を談笑して過ごした。
黙々と帽子を編んでいるところ以外あまり見たことがない私は、なんとも自然体のリビング・トレジャー(人間国宝)と同席していることが、内心嬉しくてしかたがなかった。

子供の頃からラウハラの帽子を編み続けてきたアンティだが、もともと伝統を継承するという意識があったわけではなかったそうだ。
リビング・トレジャーの名誉を与えられたときに初めて、”自分の持つ伝統の技を次の世代に伝えなければいけない” と思われたそうだ。
日ごろからアンティの口から聞く言葉、”死ぬ時は何も持っていかない、私は全てを残していくから”、その言葉どおり、ラウハラ編みの全てが、アンティ・エリザベスの主催するKa Ulu Lauhala O Kona で伝えられ、シェアされている。
この人がいなかったら、ラウハラ編みは失われてしまったかもしれない。
そう思うと、この時ここにいることがほんとうにありがたく、多くを吸収して帰りたいと思う。

リトリートとは”修養会”という意味が適していると思うが、もし私がもっと若かったら、"私にはできる" と頭を出す自我が邪魔をして、こうした機会を大切にする気持はあまり起きなかったかもしれない。 ラウハラもフラも、年をとってから始めたからこそ、未知の世界へ心を白紙にして飛び込んでいけたのかもしれないと思う。
それにしても、まだまだこれからだ。 

11/10/2010

Ohe kapala


最近やってみたいと思っていることのひとつに オヘ・カパラがある。


オヘ・カパラとは、古代のハワイで作られていた不織布カパに模様をプリントするために作られた道具、そしてその技法のことで、

オヘ=竹、カパラ=プリントすること、スタンプを押すこと 
で、竹に彫ったスタンプで模様を染めることを言う。

広く知られているところでは、カヒコのフラの衣装に、ハラウに伝わる伝統の模様や、
チャントにまつわる模様を染めるために使われている。

伝統的なオヘ・カパラの模様は、古代のハワイアンが日常に見ていたもの、
例えば鳥の羽、鮫の歯、魚の骨などがあるようだが、
実はオヘ・カパラは一度失われてしまったアートゆえに、
模様にまつわる意味なども失われてしまったそうだ。



竹に彫られた模様


オヘ・カパラで布に染められた模様

Papale #2


やっと2つ目の帽子ができた。
編み始めたのは6月。
ところが、天辺を終えたところで増し目に間違いがあることに気が付いて、
部分的に解き始めたもののかえって混乱してしまって、ピコだけ残して天辺をやり直すことに・・・。
少なくても半日は座って編むことに専念する時間がないと、網目の力加減が違ってしまってはまずいと思うので、その時間ができるまでは置きっ放し。
8月のある日に天辺をブロックにセットしてクラウンを編んだ。
その後ブリムに手をつけたのはもう10月になっていた。
それでも完成できたのでとても嬉しい。


コウの花のレイ、フラ仲間が作ってくれた


先週のモク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバルで、私に帽子を教えてくれたクム、アンティ・マルイヒに出来上がった帽子を見せることが出来た。
よく出来たね、と褒めてくれたけれど、それは、教えてくれた人がいいから、私にも編めたのだ。
それはとても大事なことで、寛容にハワイ文化を伝えてくださるアンティ・マルイヒに感謝。




7/25/2010

ラウハラの帽子を編んだ Ka Ulu Lauhala O Kona 2010

  


クム アンティ・エリザベス・マルイヒ・リー           クラウンの型にセットしたところ


ラウハラ編みを始めたら、帽子を編むことは夢のひとつ。
いつかは編んでみたいと私も心に決めていた。
そしてその夢は意外と早く、ラウハラ編みを始めて2年で実現した。

毎年5月にコナで催されるラウハラ編みのカンファレンス Ka Ulu Lauhala O Kona に、今年は所属のクラブからスカラシップを得て参加できることになり、送られて来た申込用紙に“帽子”を希望と明記。条件として帽子の編み始め“ピコ”が自力で作れることとあったが、これはここ1年の間にいくつかボトルのカヴァーを作っていたので、なんとかいけそうだった。

ただ、帽子を習うならまず最初にこの人からと思っていたアンティ・リリーが、今年は病気でクムを降りられたことで少し気持が揺れていた。

そんな頃、ヒロであったMerrie Monarch Festivalのクラフトショーで、カンファレンスのプロモーションも兼ねてラウハラのデモンストレーションをしていたアンティ・エリザベスに会った。「カンファレンスに参加するんですけど、 帽子教えてもらえますか?」と訊ねると、「オー、それはいいわね、リクエストしときなさい」と言ってくれた。

そのアンティ・エリザベスが、たった二人しかハウマナ(生徒)を採らないと知ったのは、カンファレンスの当日だった。 このカンファレンスでは、各クムが自分が教える題材のキットを作って提供することになっていて、私と同じクラブに所属しているローリーの二人は、アンティ・エリザベスから、ラウハラの下準備をするところから教わった。

人間国宝であるアンティー・エリザベスから手ほどきを受け、知恵を授かることが出来るまたとないチャンス、細かい作業に集中するあまりに、間違いに気づかずに編み進んでしまうこともしばしば。 
だが、アンティは、「これはあなたの一作目の帽子でしょう?だったら間違いを直さずに仕上げなさい。そうすれば自分がどこを間違えたのか、後でわかるでしょう?一作目はお手本として残せばいいのだから」と、 なるほど深い言葉に納得。

3日間かけて私の第1作目の帽子を仕上げることができた。


残念だったのは、この仕上がった帽子をアンティ・リリーに見てもらいたかったこと。きっと嬉しそうな顔で、間違いを指摘してくれただろうな。。

二人の素晴らしいラウハラ・ウイーヴァーに感謝。