ハワイの伝統クラフト ラウハラ編みについて・・・

ここは私の日常を気の向くまま綴っているブログですが、

ラウハラ編みの記事が多いために、

ラウハラ編みに関する質問や、体験指導の依頼を頂くことがあります。 


ハワイと違って日本では、

ラウハラ編みに関する情報も、体験したり習ったりする機会も

ほとんど皆無であることを理解していますので、


ラウハラ編みに興味を持たれた方や、ご質問のある方には、

できるだけお答えしたいと思いますので、メールをお寄せ下さい。 

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アドレスは、プロフィール覧にあります。


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2/11/2010

Crazy Fingers

最近 友人たちとラウハラを編む機会が増えてきた。
 

フラやロミロミのような、すでによく知られたハワイの文化を習うことと比べると、ラウハラ編みは、自分でコツコツと手仕事を続けていくずっと地味な作業の世界だから、身近に知っている人でもいないと、なかなかとっかかりがなくて、どうやって始めればいいかもわからないのだけれど、最近周りで、やってみたい、習いたいと言う人の輪が少しづつ広がってきている。
 

せっかく習うなら、幅広く吸収して欲しいと思うから、ヒロ近辺でラウハラの伝統文化を広める活動に力をいれている非営利団体、Aha Puhala O Punaの会合に誘っている。
けれど、月一回のクラブ活動(懐かしい言葉!)では私自身物足りないので、やりたい!という人がいれば、週末に
機会を作ってワイワイとランチも楽しみながら、一緒に編んでいる。

まだまだ “教える” なんていう立場じゃないけれど、一度は失われかけたこの文化を伝える事に役立つのであれば、ハワイから受けた多くの恵みにお返しができるいい機会になり得ると思う。
クラブでは、前からいる人はクムでなくても、メンターとして、新メンバーのよき指導者になることを奨励されているし、多分日本人は日本語で習う方が楽だろう、ってこともあるから、機会があれば、葉っぱの処理の仕方や、基本中の基本、ブレスレットの編み方を教えることにしている。
 
その “教える”
ってことに関して、私の思うことを書いてみようと思う。
文字を持たなかったハワイアンは、ものごとを習う時は、まずは “見て覚える” のが普通で、ラウハラに限らず、教科書というものはない。 
必ず “watch
見なさい と言われる。 で、次に やってみて とくる。  
実は私はこれが苦手で、フラにしてもラウハラにしても、目で見たものを即・記憶に刻むことがなかなか出来ない。
幸いラウハラは机に座っての手作業だから、「もう一度お願いします」と頼めるけど、フラは気が付いたら踊りから置いてきぼりになっている(苦笑)
教科書があればなぁ。。 
教科書を見て(読んで)→頭で考え→理解して→やってみる、というならわかりやすいのだけど、
頭で考えて、理解する ところを飛ばして、 見て、やってみる には、シナプスが一瞬にして視覚と動作をつないでくれるよう訓練をするしかない、と思ってしまう。
より原始に近い人間の能力のすごいところだ、とつくづく羨ましく思うのだけど、教科書で育ってしまった私は、じゃあ自分で教科書を書けばいいじゃん、ということなるが、それもまた得意とするところではないので、私は、
言葉と実技をまじえて、理にかなった説明 を心がけて教えたいと思っている。

ある時、ラウハラ編みのバッグの作り方を習っていた。 
その先生はアーティストだった。
私は、「マカ・オエノ(網代編み)を編んでいて、段数を数えるのはどうしたらいいのですか?」と質問をした。
先生は、「私は段数なんて数えないわ」 と答えた。
えー、だって、バッグのデザインを考えていると、ここはこの柄で何段、次はこの柄で何段、最後は最初と同じになるように何段、って、私なら数えるけどなぁ。。。 編み物と同じように。。。

アーティストは、感覚で表現すればいいのよ、ということなんだろうけど、それにしても、そんな答えでは生徒が困ってしまうよなぁ。。。。
逆に、数えることが癖になるまで、 
数えなさい 数えるのよ と繰り返す先生もいる。
これまた細かく編んだ目数を数えるのも大変で、どっちも私は得意ではないと思う。

では私は。。。と言うと、
自分が覚えるにあたって、
こうだから、こうなる というロジックをつかみたい。
そして、最低限、それをもとに、教えたいのだ。
教科書はないけれど、道理がわかるように教えたい、 
それを修得するには、自分がわかるまで、繰り返し、繰り返し、やってみること。
そうしてマスターした人たちの言葉には、そのロジックが先を見据えた知恵となって、いっぱい詰まっているものだ。

ただ編んでみせることと、教えることは別ものだと思うから、今のところはまだ、ひとつの物を完成までロジカルに教えてあげられるものしか、教えるつもりはない。  

途中までやって、あとはこんな感じ、では、納得できないから。。
だから今のところはブレスレットだけかな。。 

でもそろそろ次の段階へと、指先に集中する日々。 
今朝もトイレに座って編んでいる私を発見。
もっともっと編めるようになりたい。 
先生と呼ばれるようになりたいとは思わないけど、いつか、Crazy Finger と呼ばれるくらいになりたいなぁ


奄美大島で。。。

1/04/2010

奄美のアダン

昨年の夏と秋に訪れた奄美のことも、少しづつ綴っていきたい。  まずは気になる奄美のアダンのこと。

奄美に着いてすぐに気がつくのは、ハワイと同じ植物が多い こと。 ハワイのハラの木と同種のアダンが沢山ある。 ハワイでもハラ・グローブと言って、群生している場所がまだ残っているが、奄美でも群生するアダンは、あちこちの海岸で防風林の役目を果たしている。 

どんどん上へ伸びていくハワイのハラと比べると、アダンは背が低く、手を伸ばせばすぐに届く所に葉っぱがあるのだが、奄美には ハブが多いと知っては、おいそれと茂みに踏みこんで行くわけにはいかない。 葉っぱそのものはハラと比べると細く短く、やはり湿気の多い奄美ではカビも多く、いい葉を集めるのはそう簡単ではなかった。
葉っぱを集めるにあたっては、滞在先のホテルの庭の枯葉を取らせてもらったり、群生地があることで知られる “あやまる岬” にも足を伸ばした。 



植物分類上、“アダン” と “ハラ” の二種は、どちらも タコノキ科(Pandanaceae)、 タコノキ属(Pandanus) 、 テクトリアス種(Pandanus Tectorius)である。 原産はアジアの熱帯~亜熱帯・太平洋諸島・熱帯アフリカ・マダガスカル南太平洋と、広域に分布している。

アダン 










奄美で見られるもう一種 ビヨウタコノキ。 ユーティリス種(Pandanus Utilis)は、公園や道路の街路樹などに植えられている。 明らかに近年になって外から持ち込まれた種のようだ。 地元の人も アダンとは区別して タコノキと呼んでいる(本当はどっちもタコノキなんだけど)。 マダガスカルとモーリシャスが原産で、ビヨウとは美容とか美葉とも書くらしいが、タコノキの中でももっとも姿が美しいとされる。

ビヨウタコノキ


 

見 学に訪れたあるお屋敷の庭に立派なビヨウタコノキがあり、枯葉が欲しいことを告げると 「どうするんですか?」と訊かれ、「こんなものをつくるんですよ」 と腕にはめたブレスレットを見せると、「この枯葉でそんな物が作れるなんて知らなかった、それはすごい」と、前の週の台風で落ちたという枯葉をたくさん 分けてくださった。
ビヨウタコノキは 別名アカタコノキとも呼ばれている。 確かに、葉の根元やトゲが赤い 。



そして、奄美のアダンと言えばこれをはずすことはできない。 熱帯の自然の妖艶なまでの生命力を描くことに生涯をついやした画家 田中一村の代表的な作品「アダンの木」の画。
奄美パークにある一村の記念美術館を訪れ、こころを動かされる多くの作品に出会ったことで、奄美の旅はよりいっそう色濃い思い出となった。



奄美で採取したアダン葉は、日本にいる間にきれいにし、伸して、クカアを作るところまでやってハワイへ持ち帰った。 それぞれ、どこのアダンの木の葉なのかをクカアに書き記してあるので、その名前を見ては、奄美へと思いを馳せている。



10/31/2009

朝の空気

朝の空気に触れたくて窓を全開にする





しばらくすると部屋に暖かい陽が差し込んできた 
いい季節だなー





Casa夢紅

過去2回の奄美滞在で縁のあった 陶芸家の中嶋夢元さんとカフェを営んでいる奥様の紅さん  
二人の名前を合わせたカフェ+陶芸ギャラリー『夢紅』を全面的に改築して、
この夏 素泊まりのホテル≪Casa夢紅≫をオープンしたばかり。 

夢元さんの焼いた器に盛られた紅さんのおいしいイタリアンと、フレッシュな飲み物を頂きに何度か立ち寄ったこのカフェで、今度は夢元さん自身が建てられた宿に泊まれる楽しみは、奄美をまたひとつ身近な存在にしてくれている。

改築経過を綴ったブログを読みながら、どうなっているのか見たかったところがいろいろあって、それだけでも話は尽きなくなってしまうのだが ・・・
そこにいて、海に向かって広く開け放たれた空間で、ご馳走をつまみに語らいながら深けていく秋の夜 なんとも心地よい時間をすごさせてもらった。



珊瑚砂利を敷いた入り口


 
部屋の前は珊瑚の浜



夜は泊り客のためのカフェ



目の前の海で採れたばかりのトビンニャを肴に・・・



10/30/2009

奄美大島へ

羽田空港と同じように、奄美大島空港へ到着する飛行機は海上からいきなり滑走路へと滑り込んでしていく。 違うのはそこが珊瑚礁の海だってこと。 透き通る青い海は東京湾の比ではないけれど、ハワイよりもまだきれいだ。(地形が違うので 単純に比べるのは語弊があるけど)

海岸に平行に着陸した飛行機のスピードが落ちて、右へターンすればそこはもうターミナル。 Jet way がひとつしかないんだから、ヒロ空港より小さいんだな。 

二階建ての白いターミナル・ビルの屋上に A M A M I の文字。 あの屋上から手を振る友人達に見送られてハワイに戻って来てから、わずか3ヶ月でまたあの紺色の A M A M I の文字を目にするとは思ってもいなかった。 

そろそろ感じ始めている ”帰ってきた” という感覚に少し戸惑いながら、スポットに着くまでの間、懐かしいものを目で探しながら、食い入るように窓の外を見てしまう。 

ほら、ハラの木が見えてきたよ。 あー やっぱり帰って来たんだ。

バッゲージ・クレイムは狭くて人と荷物でごった返しているけれど、それが奄美で唯一混み合っている場所なんだから、一歩出れば南の空気につつまれるまでだ。




 奄美のいたるところで群生する蘇鉄





蘇鉄の実 ナリ 今が熟れ時だ



9/27/2009

奄美大島 

奄美大島 最近は皆既日食とノリピーで話題集中したところですね。

3年前に初めて 仕事がらみでハワイから奄美へ行き、 その美しさにかなりの感動でした。
ハワイ島に住む私が奄美の自然に感動したのだから、たいしたもんだなーと思います。
今年3年ぶりに訪れた奄美大島は、5%ぐらい砂漠化してたかなぁ。。。

そこへ来週行きます。
過去2回は仕事がらみ。初めて純粋な休暇。 
加計呂麻島という離島へもいってみることにしました。