ハワイの伝統クラフト ラウハラ編みについて・・・

ここは私の日常を気の向くまま綴っているブログですが、

ラウハラ編みの記事が多いために、

ラウハラ編みに関する質問や、体験指導の依頼を頂くことがあります。 


ハワイと違って日本では、

ラウハラ編みに関する情報も、体験したり習ったりする機会も

ほとんど皆無であることを理解していますので、


ラウハラ編みに興味を持たれた方や、ご質問のある方には、

できるだけお答えしたいと思いますので、メールをお寄せ下さい。 

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アドレスは、プロフィール覧にあります。


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9/27/2009

奄美大島 

奄美大島 最近は皆既日食とノリピーで話題集中したところですね。

3年前に初めて 仕事がらみでハワイから奄美へ行き、 その美しさにかなりの感動でした。
ハワイ島に住む私が奄美の自然に感動したのだから、たいしたもんだなーと思います。
今年3年ぶりに訪れた奄美大島は、5%ぐらい砂漠化してたかなぁ。。。

そこへ来週行きます。
過去2回は仕事がらみ。初めて純粋な休暇。 
加計呂麻島という離島へもいってみることにしました。










9/20/2009

ハラの実




アハラヌイ・パークのハラの木の下に、ハラの実が落ちていた。
上を見上げると、残りはまだ木についたまま。 自然と落ちたのか、誰かが棒で突いたのかわからないけど、それにしても熟れているから落ちてきたのだ。 
実が半分残っている様子は、ちょっと珍しいかな。

ハワイではこの実は食べない。 実際熟れていても固いし中は半分以上種だし、種の周りを削ぎ落としても実は少ないし、食べようという気にはならないけど、沖縄方面では、貧しい時代に味噌を作って食べていた と何かで読んだ。 今でも作る人がいるのかどうか。。

ハラの実  Hua hala  


9/15/2009

ラウハラで編んだ ボトル・カバー


 


友人から頼まれていたウォーター・ボトルのカバー、上端の閉じ方がわからず、しばらく置きっぱなしになっていたけど、やっと完成した。
今までに作ったボトル・カバーは全部、底の編み始めを ピコ という帽子と同じ方法で構築して編んでいるけど、ボトルの底の直径が10センチと大きいので、今回初めて バスケットを編む ロック という方法で構築。 出来上がりは、ハーフムーン・パース のところで説明した マカ・モエナ・ピコ と同じ平編みだけど、ピコ と ロックは、編み始めのやり方がまったく違う。 
おおまかに言えば、ラウの幅が細ければピコ、幅が広くなればロックで、1/8インチ~1/4インチ幅あたりが、ピコでやるかロックでやるかの境目みたいだ。 写真のラウは1/4インチ、編みやすいサイズかな。。


自分の記憶の助けに、編んでいる過程を写真に撮っておけばいいのだけど、写真だけだと後で見てもわからなくなってしまうことも多いし、 ホントのところそんな余裕は無い。 

集中して編んでいるにもかかわらず、かなり編み進んでから間違いに気づくこともしばしば。 やっと出来た~!と思って写真に撮って、パソコンのスクリーンで拡大されたものを見て間違いをみつけることも。。。 

このカバーは上端を閉じてあと少し、というところで間違い発見。 自分のものならいいけど、人にあげる物を間違ったままであげるわけにはいかない。  

「間違ってたら そこまでほどくのよ」 と、クム、アンティ・リリーはおっしゃいます。
というところで、間違えれば間違えるほど、つくろい方も上達するわけなんですね。。。

9/13/2009

Ipu Pale



9月の ラウハラ・クラブの集まりでは、早くから準備していたプロジェクト Ipu Pale、フラの打楽器イプを叩く時に敷くマットを編んだ。
11月にワイコロアで催される、モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバルのワークショップで、クラブが教えることになったアイテムだ。
12インチ四方のマットは、芯が入っているので、ランチョンマットよりもずっとしっかりとしている。
芯になるボール紙と、3/4インチ幅 x 32インチのラウ32本は皆用意して持ってきているので、井桁に組むところから始めて3時間。 
もしひとりで進めていたら、どうも編み急ぐ癖のある私はこんなにきれいに仕上げることが出来なかったと思う。 いつも助けてくれるリオナが来ていて、編む順序やコツを教えてくれたから、編み目のきっちりそろったマットが完成した。 
”練習=練習” と思って手を抜かず、”練習=どこまで完成品に近づけるか” それも私の課題です。
今回のクラブ・ミーティングには、4名の新しいメンバーが加わった。 
中のひとりはオアフ島からヒロに引っ越してきた日本人の女性Mさん。 
日本人同士とわかると、ペラペラっと日本語で話し始めるものだから、”Oh!?” と言う感じで近くにいる人が一瞬引くのがわかるから可笑しい。
これでこのクラブの日本人メンバーは4人になった。 続けてくれるといいな。。。

9/07/2009

ラウハラ ブレスレット



作業用のテーブルの上にはいつも、丸まったラウハラや、すでに切ってあるラウハラのテープが散らかっている。
ふとよさそうなテープが目にとまったので、ブレスレットを編んでみたら、なかなかお気に入りのものができた。

ほんとにラウハラって不思議。  
白いのはヒロの木、茶色いのはプナの木
もっと真っ白いのはコナのラウハラ 
それもナイスだから、いつかコナにも好きな木が見つかるかもしれないけど、、、
身近なヒロとプナの木の自然の色は、味があって好き。

方眼ノートにデザインを描く


9/06/2009

ラウハラ・マットの準備

来週のクラブのミーティングでは、フラのイプヘケの下に敷くマット、イプ・パレがプロジェクトになっていて、用意するものについてのメールが、3週間も前に届いていた。
幅4/3インチ(2cm)、長さ32インチ(80cm)以上にカットしたラウを、32本用意してきて下さい、と。
長さ90センチはけっこう長い、それを32本というのはちょっと大変だ。 
だから早くからメールをくれたんだね。

ラウを採りに行って乾かす時間があればいいけれど、あいにくの雨の多い夏、自前のラウは期待薄なので、買ってあったタヒチのラウを使うことにした。 と思ったら、乾燥の状態が良くなかったのか、カビが。。。

我が家は海抜300mあたりにあるので、ハワイの中でも 暑く乾燥しているか寒く湿気ているかのどっちかというと、寒くて湿気ている場所にあるので、カビには悩まされている。 
完全に乾かいていればカビないのだけど、 今年は冬からずーっと雨がちで寒い日が多かったので、気になっているラウハラを巻いたクカアを、時々車のリア・ウィンドウに数日置いたままにして乾かすことにしていた。 
タヒチのクカアは買ったものだったので大丈夫だろうと思って放置してあったら。。。やられていた。。

それに気がついて、直径40センチ以上ある大きなクカアをほどいて、一枚一枚漂白剤とティー・トゥリー・オイルを入れた水できれいに水拭きして乾かしておいたので、それを使うことした。 
一枚一枚、きれいな葉っぱであることを確かめながら切ること32枚。 
自分の技量からして、初めて編むものはとりあえずは練習と思って、葉っぱの良し悪しにはあまり気を使わないでいたので、下準備にこんなに手間をかけたのは初めて。これはもう、練習だからなんて思わずに、ちゃんとマットに仕上げてあげたいね。


*前のポストのアンティークのパパレ(帽子)、新品のレイフルとでセットで$160だって、、、
 このレイフルだけで$100~120はしそう。。。
サイズが合ったらレイフルは売って・・・ と思ったりもしたけど、
かぶってみたら、ちょっと小さかった。
40’s 頃のものらしく、クラウンがかなり高くて、このくらい幅広のレイフルでもないとカッコつかないし。。 
それも困りそうだったのであきらめつきました。