ハワイの伝統クラフト ラウハラ編みについて・・・

ここは私の日常を気の向くまま綴っているブログですが、

ラウハラ編みの記事が多いために、

ラウハラ編みに関する質問や、体験指導の依頼を頂くことがあります。 


ハワイと違って日本では、

ラウハラ編みに関する情報も、体験したり習ったりする機会も

ほとんど皆無であることを理解していますので、


ラウハラ編みに興味を持たれた方や、ご質問のある方には、

できるだけお答えしたいと思いますので、メールをお寄せ下さい。 

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7/15/2012

Aunty Lily's dream hat

ドリームハットと名付けられた帽子を編んでいる。
クム・アンティ・リリーがどこかで見た帽子、その編み方を夢に見て、起きて編みあげたという逸話のある帽子を、アンティに敬意を表してこの夏の大会で被ろうという提案があったので、私も編むことにした。

鮫の歯を意味するギザギザ模様ニホニホは、古いラウハラ編みの本などでよく見るシンプルなパターンだけど、綺麗に編むのはけっこうむづかしく、シンプルな、単純な、基礎こそ、丁寧に仕上げる大切さを感じる。

2年前に他界したアンティ・リリーの帽子を習うのは始めてだけれど、それを教えてくれる人がいる。「アンティはこう言ってたよね、」と習った当時の話をしながら、初めて作る人たちにその帽子の編み方を伝える。
私に帽子教えてくれたアンティ・エリザベスの帽子を、そうやって、私も伝えられるようになるべきなのかも知れない。
師へのお返しというのは、自分にしてくれたことを、他の人にしてあげる、そうあるべきだと、ラウハラ編みを習う環境にいてそう思う。

文化の継承の大切さばかりか、深さや重さというものにも、少しづつ目が向くようになってきた気がする。
習ったことへのお返し、いろんな形があるけれど、自然の恵みから生まれた最高にエコなクラフトの魅力と、それを大事にする心が、伝わり広がっていったらいいと思う。



2 件のコメント:

れいくみ さんのコメント...

アンティリリーの帽子だったんですね!
この形だったか分かりませんが、
どこかの画像で見た事があります。

新しい事は出来ないけれど、
教わった編み方を忘れないように、
私も次を作らないと。

腰をすえて編みたいので、お盆の連休辺りかな〜

Makanioluolu さんのコメント...

この間コナでクラブの友人が被っていたのを見たのかな?

ほんとに、まとまった時間がないとなかなか大物には手を出せないですね。。。