ハワイの伝統クラフト ラウハラ編みについて・・・

ここは私の日常を気の向くまま綴っているブログですが、

ラウハラ編みの記事が多いために、

ラウハラ編みに関する質問や、体験指導の依頼を頂くことがあります。 


ハワイと違って日本では、

ラウハラ編みに関する情報も、体験したり習ったりする機会も

ほとんど皆無であることを理解していますので、


ラウハラ編みに興味を持たれた方や、ご質問のある方には、

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8/27/2008

お気に入りのハラの木

最近は、ヒロ湾沿いの公園にある、このハラの木の葉をよく採っている。 この木から、柔らかくて白いラウハラが採れるからだ。 それにこの木のちょうど根元のところに、岩というか溶岩の塊があって、これがラウハラを採るのにはとても便利。
このあたりの公園は、ランドスケープとして溶岩を残してあるところが多く、いかにもヒロらしい情緒だと思う。 
といっても、岩の上に絶え間なく落ちてくるハラの葉、掃除をする方は大変かも。。





溶岩に登って手を伸ばせば、葉っぱをつかんでひっぱることができる。けれどご覧のとおり古い葉っぱがごっちゃりと垂れ下がっていて、下から見る上げるとちょっとオバケっぽい?          

垂れ下がった古い葉っぱを全部きれいに取り除いてあげると、この木から絶えずきれいな枯れ葉が採れるようになるんだけど、鳥の巣、虫の巣、ヤモリの巣? なにが落ちてくるやら・・・ ちょっと一人でやるのは大変そう。。




取り集めた葉っぱの中からきれいなものを選んで、その場で根元と先っぽを切り落としてしまう。 周りに落ちて散らばっている葉っぱも、ひとまとめに寄せ集めておく。

写真上の棒は手の届かないところの葉っぱを取るための棒で、実はペンキ塗り用具。 先の金具にローラーをはめればペンキ塗りができる。 いつでもラウハラを採れるように、この棒とハサミと大きなビニール袋はいつも車のトランクに入れてある。 この束で30枚ぐらいかな、束ねて持ち帰る。

この30枚の汚れを落として、平らに伸ばして丸めるのは3時間ぐらいかかるので、沢山取りすぎて後が大変てことにならないように、このくらいがいいところだと思う。



この日採ったラウハラは、AグレードとBグレードに分けて、小さいクカア(葉を輪にした束)を二つ作った。 このまま1~2週間置いて乾かせば使えるようになる。 
何を作ろうかな?

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