イリの 「ラウハラ編み教室」 に通った3ヶ月半の間、ひたすらバスケット編みを編んだ。 テープ(巾をそろえて切ったハラの葉)の巾を太くしたり、細くしたり、蓋を作ったり、持ち手を付けたり。。。。
この教室に通った成果と自分で決めて作った作品は、ちょっとオシャレな手提げカゴになるはずだった・けれど、 そう簡単にはいかない、という結果になってしまった。
それは・・・ 上端の始末としては写真のように、編み残ったテープを内側の網目に差し込んでいくのだけれど、結果的に2本のテープを重ね合わせて編んだのと同じ厚みになるので、縁を一周するうちにだんだん網目がきつくなってくる。 最後の方では網目にテープを差し込む余裕がなくなってきて、均等の力加減で編むのが難しくなってしまったのだ。 結果、きつくなった最後の10センチの上端がえぐれたように凹んでしまった。。。
このバスケット編みは ラウハラをテープ状に切ってしまえば、他に道具を必要とせず手先だけで編めるのだけれど、それだけにきれいに編むには熟練を要するし、葉の選び方なども、きれいに仕上げるには欠かせない要素なのだ、ということに気が付くに至った。
この教室は5月で終わった。 そして、とにかく次の“先生”をみつけなくちゃ、と捜しているときに、'Aha Puhala O Puna 「プナのラウハラの会」 というラウハラ編みの同好会と出会った。 さっそく月1回の会合に参加したときに、「やったことはあるの?」 と聞かれ、「バスケットだけは習いました」 と答えると、「それなら大丈夫、バスケット編みができれば何でもできるから。実際今私たちがやってるプロジェクトよりも、あなたの方がすすんでるわよ」 と言われたのだ。 よくわからないけれど、とりあえず基本は押さえた、ということかな。
Mahalo Iliahi
バスケット編みを教えてくれたイリ こと イリアヒは、彼女自身の技術向上のために、しばらくは教えることを休み、ラウハラ編みのマスター、アンティ・リリーに弟子入りするため助成金の申請をしたそうだ。
アンティ・リリーは 'Aha O Puna のクム(先生)でもあるので、これからは同じマスターの元で習うことになる。 私より20歳も年下だけど、ラウハラ編みの先輩、フラでは大先輩のイリアヒ、これからもよろしくね。
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