ラウハラ編みの授業の始めに、このクラスは、「ハワイ語と文化」に分類されているので、ラウハラに関する用語ぐらいは覚えて使うように、と単語のリストを渡された。
hala=パンダナス
lau=葉
lauhala=ハラの葉
kukaa=ハラの葉を輪に重ねたもの
kuu=縦の編み紐
moe=横の編み紐
maka moena=マット編み(平編み)
maka oeno=帽子編み(網代編み) ETC.....
クラスを教えているイリは、ハワイ島の伝統あるハラウ(教室)で子供の頃からフラを踊ってきたので、フラを始めとするハワイアンの伝統文化をきちんと伝えることが大切なのをよく理解している。 それはまずプリミティブな方法を伝えることであると気がつくに至った。
イリから習ったバスケット編みは、ほとんど道具を使わず、手先だけで編むことができる。
乾いたクカアを解いて、葉を一枚ずつローラー(製麺機で代用)を通して平たく伸ばしてから、このラウハラ・ストリッパーを使い、適当な巾のテープに切っていく。
この道具、ラウハラ・ストリッパーは木箱に開けた細長い溝の中に1/8インチ(3ミリぐらい)の厚さの小さな板が何枚も並んで入っていて、その間にカッター・ブレードまたはシェーバー用の替刃をはさんで固定する様になっている。
1/8インチ、1/4インチ、1/2インチ・・・というように、好きな巾に替刃をはさむ位置を調節し、上に葉をのせて引くと、一度に何本かの編み材に切ることが出来る。
最初は簡単に編めるように、1インチ(2.5センチ)巾に切った。 切ったラウを柔らかくするために、水を含ませたタオルの上にラウをのせ、上からナイフの背で押さえながらラウを引くか、直接ラウにナイフの背やはさみの背をあてがって引く。作業中は乾燥した葉がヒビ割れるのを防ぐために、時々霧吹きで水かけながら編み進んでいく。。
編み方は”Lock”と言って、ひと編みごとに葉を折って固定しながら編んでいく方法だ。
そして完成したのが、左のバスケットと右のバッグのようなもの。上端の始末を違う方法でやってみた。
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