ラウハラ編みをやりたいと思いだしたら、すぐに先生がみつかった。
ハワイ州の教育機関に、コミュニティ・スクールス・フォー・アダルツというコースがあって、そこでは主に夜間地元の公立学校の教室を利用し、2~3ヶ月間単位で大学入学の準備過程や、語学、パソコン、アート、趣味等など、幅広い内容で基礎知識を学べるプログラムが用意されている。
その中のコースで「ハワイアン・ランゲージ&カルチャー/ラウハラ・ウィービング」を、知人が教えるという話を聞いてさっそく登録。
週2回、一回が2時間で3ヵ月間というコース。 3ヶ月分の授業料がたったの10ドル!
1月からイリと言う名の彼女がアートを教えている ケアウカハ小学校の教室へ通うことになった。 仕事の都合で毎回1時間しか出ることができないけれど、ここで基礎ができるようになれば嬉しい。 同僚マーシャも私に付き合って来てくれることになった上、ラウハラを切る道具をプレゼントしてくれた。
最初の授業は、葉っぱを採集してトゲを取ったり汚れを落としたりの下準備、そして葉をテープ状に切ったり、なめしたりと、最終的に編む素材の準備ができるまで、慣れないとかなりの時間がかかってしまう。
こんな原始的な方法が今尚受け継がれ、習いたい人がいるという。
いまではクラフトとかアートという人の目に触れるカテゴリーに位置づけられているけれど、昔は単純作業の熟練工の仕事としか見なされていなかったのではないだろうか?
その熟練した技を教えられる人が今も残っているのはありがたいことだと思う。
私も基礎から初めて帽子が編めるようになるまでやってみたいと思う。
前述のハワイのコミュニティ・スクール
大学準備過程などの特定のコースでなければ、簡単に登録できるので、日本からハワイに長期滞在で来ている人たちも、よくこの英語コースに通っている。ハワイの各島のメジャーな都市にあるので、興味のある人の為に、URLはこちら Community Schools for Adults
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