早速テーブルに付けてラウハラをロールしてみると、イイ感じ!
ローラーを使って、丸まっているラウハラを平らにすることと、柔らかくすること、この編む前の下準備は欠かせない。
竹のローラーは、普段から車に積んで持ち歩いていて、ラウハラを採った時に時間があればその場でこのローラーを使って葉っぱを平らに伸ばし、クカアを作ってしまえる便利さがある。
けれど、なめすというか葉っぱを柔らかくするのにはこれでは足りない。
機械は、と言うと、
ラウハラ編みが盛んだった頃には、自家製のラウハラローラーを作っていた人達がいたらしく、その古い道具がコナの大会のときは会場に備え付けられていたし、ウィーバーの知人の中には持っている人も何人かいる。
(写真はHonolulu Advertiserより)
アンティークショップかガレージセールに出ることもあるのかな、それともクレイグスリストで捜すか。。。めぐり合えるチャンスはあまりなさそう。。
だけど、そのうち誰かが 「あなたラウハラ編んでるの? 昔うちのグランマが使ってたローラーがあるのよ。もう誰も使ってないし、あなたが使えるならあげるわ」 と言って来る日を待っている。
小笠原のウィーバー達はうどん製麺機を使っていると知って、調べてみると日本には「小野式製麺機」という家庭用の製麺機があるのだけど、今はもう製造終了していて、ヤフオクぐらいでしか手に入れる当てはなさそう。 これまた日本の友人達に捜していることを伝えてはある。
実はラウハラ編みのクラスに行きはじめた頃、まだそれほどシリアスではなかったので、クラフトショップで粘土細工用に売られているローラーを購入して使ってみた。
箱には粘土細工の写真こそあったけど、実は中国製のパスタマシーン。 $12~13で、安ぽかったしあまり期待もしなかったけど、数ヶ月使っただけでローラーの隙間を調節するダイヤルが壊れてしまった。 本当はパスタマシーンとして商品になったけど、使えないので粘土細工用になってしまったったんだろうな。
同じ物を買うのも悔しかったけど、次の1台をセールの時に$9で購入して、今度はあまりダイヤルをいじらないようにして使っていたけれど、ローラの隙間を一番狭くセットしても2ミリぐらいあるので、薄いラウハラはスルッと抜けてしまう上、ハンドルを回すとキーコキーコとうるさくて、結局気分よく使えないでいた。
最近ラウハラを沢山採っていることもあって、意を決してちゃんとしたパスタマシーンに買い換えようと思い、ウェブを調べたところ、当たり前だけど、イタリア製のものがしっかりしていてよさそうだった。
Amazonの口コミとNexTagのプライス比較をチェックして、最終的にMarcato社のAtlasかCucina Pro社のImperiaのふたつで迷ったけど、Amazonを隅々まで読んでみると、Imperiaは同じ製品にイタリア製と中国製があって、「イタリア製と思ってオーダーしたら送られて来たのが中国製だったので、交換してもらったらまた中国製が送られてきた」、という記述があったので、そういう面倒は避けたいのでMarcatoのAtlas150に決めた。 いろいろ見ているうちに パスタも作りたくなってくる。
購入はインターネットのキッチンストア Cutlery and More で $69.95プラスS&H が$9 水曜にオーダーしたら次の月曜日に届いた。
この基本的なパスタマシーンは、ローラーの背のところのアタッチメントを使って、伸ばしたドゥをスパゲティかフィットチーネのサイズにカットできる。 アタッチメントを替えればいろいろな形のパスタができるわけ。
パーツはいろいろあって、手動から電動に替えられるアタッチメントなんていうのもある。
いやほんとに、パスタ作りもいいかもしれない。
でもその前に、伸ばしたいラウハラがいっぱいたまっているんだよね。
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