アイテムは うちわ、ブレスレット、スリッパー(ビーサン)、オーナメント(ホヌ、スター、ハート、長靴など)。
もしクラブのメンバーになっていなかったら、私もこのワークショップを受けてみようと思っていたのだけど、この日はクラブメンバーは教える側。ブレスレットと同じことだから大丈夫よ、と言われて、
作ったことのないスリッパー編みのアシスタントとして、わかる範囲で指導をすることになった。
生徒さんには、製作に先がけて、ハラの葉を準備するところからやってもらう。 ラウハラの扱いに慣れてしまえば、トゲに刺されることもなく下準備ができるけれど、初めて扱う人の手つきをみているだけで、自分も最初のころはこのトゲに痛い思いをさせられたのを思い出して、全部やってあげたくなってしまう。 けれどそこは心を鬼にして、生徒さんに体験してもらわないとね。
スリッパーの生徒さん7人のうち、3人は70は越えていそうなシニア、4人は40代前後だ。 おばあちゃん達3人はそれぞれに、少し手が震えていたり、教えたことをすぐに忘れてしまったり、けっこう手を貸す必要があったけれど、最後には全員が時間内に仕上げることができた。
私ともう一人のアシスタントは、「帰ったらさっそく編みたいよねー」と、生徒さんが仕上げているスリッパーを見ながら指をくわえて見ていた。
そして・・・・次の日にさっそく作ってみたのがこれ。
本当に、ブレスレットができれば簡単にできるので、作り方を載せておきます。
俗に言う ゴムゾーリ、鼻緒が足を乗せる側から底の側へ出ているタイプのものを使う。始めにゾウリの左右にある穴の片方の裏側からループ状に曲げた針金を差し込み、鼻緒と同じ幅になるだけの縦糸(細く切った葉4~5本)を束ねてループにひっかけ、裏側へ引き出す。
この時、鼻緒はよじれて付いているので、縦糸が鼻緒の上の方にくる側に引き出すように注意。
鼻緒に縦糸を重ね、横糸を最初に2~3巻きしてから編み始める。
編み方はブレスレットと同じ、縦横の平編みなので、好きなデザインを編むことができる。
鼻緒の頭のところはVになっているので、角度を調節しながら編み続ける。
反対側の根元まで編み終わったら最後に横糸を2~3巻きして、縦糸、横糸ともあわせて5センチぐらい残して切り落とし、裏側から針金を差し込んで、ループにひっかけて裏へと引き出して出来上がり。
裏側に引き出した余分の編み糸は切り落とす。 終わり
ちなみに、ハワイではビーサンとは言わず、スリッパー と言います。
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