5/14/2008
ラウハラを採りに
ハラの葉を採るのは、朝露で葉が柔らかくなっている、早朝がいい。
ハワイ島の海岸近くなら、ハラの木は容易にみつかる。
今朝はヒロのレレイビ・ビーチパーク近くのハラの木を見に行くことにした。
このあたりでは、すでに木の枝で枯れた葉を採るのが普通とされている。
それでも何でもいいというわけではなく、枯れたまま長い間枝にくっついていたものではなくて、新しく枯れた、というか、緑の葉が茶色に変わって間近いものが、柔らかくて良いそうだ。
始めのうちは何でもいいのかと思って適当に採っていたけれど、古くなった葉は硬く、丸まっているのを広げるにも力がいるし、葉はひび割れしやすいし、編む前の下処理に余計に時間を費やしてしまう。
葉の選別の仕方を教えてもらってからは、扱いが楽になった。
何しろ“枯れ葉”なので、採ったあとで葉の状態がよくなくて捨てることになっても、あまり気にすることは無い。
むしろ、枯れた葉の中から状態のいい物がみつかると、とても得した気になる。
写真のように、ハラの木を下から見上げると枯れ葉が沢山垂れ下がっているので、棒の先にフックをつけたもの(金のハンガーを曲げて作った)で引っ掛けて、葉を落とすのだけれど、幹との境のところは葉が何枚も重なっていて、その間に何が巣食っているかわからないので、絶対に口を開けていたりしないように!
よくいるのが、黒いハサミムシ、それにゲッコー(やもり)の卵、そして鳥の糞。
採っておいて捨てていくのもなんだけれど、状態の悪いものはオパラ(ゴミ)として、他の落ち葉と一緒にまとめておくことにしている。
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